Interview_tsuzikawa of Communication Design Lab 望月衛介・音楽と広告

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辻川幸一郎 (映像作家)

【学生時代の話】
望月:辻川さんは元々、子どもの時から映像に興味をお持ちだったのですか?

辻川:テレビっ子ではありましたね。両親が共働きだったので、テレビが見放題だったんですよ(笑)。だから、夕方ぐらいのテレビの再放送なんかをずっと見てましたね。
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望月:例えばどんな番組ですか?

辻川:僕は福岡の出身なのですが、夕方はアニメの再放送が多かったですね。「ゲゲゲの鬼太郎」とか「妖怪人間ベム」とか「トムとジェリー」とか。やっぱり子どもだったので、そういったアニメや「ウルトラマン」のような特撮が好きでしたね。

#ゲゲゲの鬼太郎
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#妖怪人間ベム
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#トムとジェリー
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望月:その頃から「自分は映像作家を目指すんだ」というような気持ちはありましたか?

辻川:いえ、まったくですね。

望月:すると高校も大学も普通の学校に進まれたのですか?

辻川:大学はムサビの短大に進みました。高校2年の時に付き合ってた先輩が美術予備校に通っていたので、それを真似して。

望月:先輩を追っかけた訳ですね。不純な動機ですよね(笑)。

辻川:むしろピュアだと思いますけど(笑)。ただ、美術そのものに対する興味よりも、人がやっているのを見て「楽しそうだな」と思った好奇心の方が強かったとは思いますね。

望月:大学ではグラフィックを学ばれたのですか?

辻川:いえ。僕が学んだのは空間演出デザインと言って、むしろ舞台美術に近い事でした。

望月:舞台美術と言うと、例えば大道具のデザインとかですか?

辻川:大道具の図面を引いたりとか、そんなような事ですね。まあ学生ですので、そこまで本格的にやってたわけではないですよ。

【駆け出しの頃】
望月:辻川さんがグラフィックデザインを手がけるようになったきっかけは何ですか?

辻川:友人がバンドをやっていまして。そのバンドの7インチの自主制作盤のジャケットを頼まれて作ったのが最初です。

望月:レコードのジャケットですか!それはやりがいがあったのでは?

辻川:でも7インチですからね(笑)。作ったジャケットも古本屋で見つけた犬の写真を貼り付けただけのものでしたから。

望月:そのジャケットは評判になりましたか?

辻川:色々なものを頼まれて作っているうちに、クチコミで広まってはいきましたね。

望月:すると学生にして、既に仕事のような事をしていたのですね。

辻川:そうですね。ただ僕が通っていたのは短大だったので、すぐ卒業してしまったんですけど。

望月:短大を卒業した後も同じようにグラフィックの仕事をされていたのですか?

辻川:卒業した後は2年ぐらいブラブラしていたんですよ。ただ、このままでは流石にまずいなと。それからは作品を持って出版社に行って、デザイナーを名乗ってレイアウトの仕事を貰ったりして、何とか騙し騙しやってましたね。

【いきなりの映像制作】
望月:辻川さんが映像の仕事の手掛けるきっかけはどのようなものだったのですか?

辻川:騙し騙し仕事をしているうちに、段々と小山田(圭吾)君が昔やっていた「トラットリア」という音楽レーベルのデザイン関連の仕事を手伝うようになっていったんです。そうして手伝っているうちに、CORNELIUSがライブでバックに流すVJ的な映像が欲しいという事で「人手が足りないから、この曲やってくれないか?」と頼まれたのが最初です。

#CORNELIUS 小山田圭吾
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望月:それまでに映像を作った経験はあったのですか?

辻川:無かったです。いきなりでした。

望月:いきなり映像を頼まれて、どう思いましたか?

辻川:大変そうだなと(笑)。どうやればいいんだろうと、至極まっとうな疑問を持ちました。

望月:でも「ちょっと僕には無理です」と断りはしなかったんですね。

辻川:そもそも僕はデザインだって出来ないんですよ。デザイン事務所に居た訳でも無いですし。そもそも出来ないものを騙し騙しやって何とか食いつないでいた訳ですから、別に出来ない事自体には拒否反応は無かったです。

望月:実際に辻川さんが最初に手掛けた映像作品はどのようなものだったのですか?
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辻川:今では放送は不可能だと思うんですけど……(笑)。ツタヤに行って、サッカー関係の映像をめちゃくちゃ集めて作った映像でして。合わせる曲がホイッスルの音をサンプリングしたりしているサッカーっぽい曲だったんですよ。その曲でVJするにしても適当にカッコイイ映像集めてやるんじゃ面白くないし、全部サッカーの映像だけでやった方がテーマ性が出て良いんじゃないかと思ったんです。

【楽曲紹介1】
望月:このあたりで一曲、思い出のCMソングをご紹介頂けますか?

辻川:自分でやったCMの曲で申し訳ないのですが、サントリーのBOSSブラックのCMをやった時に昔のシャンソンの「Boum!」という曲を使わせて頂きまして。「Toto le Heros(トト・ザ・ヒーロー)」という僕が学生の時に見て感動した映画があるのですが、この曲が物凄く印象的に使われているんですね。個人的に大好きな曲で「是非、使わせてほしい」と言って、CMに使用させてもらったんです。そういう経緯もあって、思い出深い曲です。

#1 シャルル・トレネ 「Boum!」


【グラフィックと映像の仕事の違い】
望月:辻川さんはCORNELIUSのライブ映像に続き、PVも手掛けられるようになっていったんですね。これは先方から「作ってほしい」というオファーがあったのですか?

辻川:そうですね。流れでオファーが来るようになったという感じで。

望月:実際に映像を手掛けるようになり、グラフィックとの違いを感じたりはしましたか?

辻川:グラフィックの場合、作業にあまり人を介在させなくても出来る部分があったんですけど、映像だと大がかりな分、色々な人との共同作業が多くなりました。人に対してのディレクションの作業が増えるのが大きな違いですかね。

望月:そちらの方が面白いと感じますか?

辻川:面白いと言えば面白いですね。

望月:PVに関しては、企画段階から辻川さんが担当されるのですか?

辻川:企画からやれる時しかやらないですね。やっぱりPVって長いし、大変なんですよ。全部分かって無いと、一個の事で破たんしたりもして。あれもやってくれこれもやってくれという風になってしまうと、手に負えなくなってしまうんですよね。
だから基本的には自分で考えて「これならいけそうだ」「うまく転がっていきそうだな」という事を企画していくという感じですね。

【CM制作について】
望月:辻川さんはPVの他、CMも手掛けられているのですね。

辻川:PVを見た人から仕事の依頼の電話が掛かってくるようになって。CMもその流れで作るようになりました。

望月:一番最初がパルコのクリスマスのCMですよね。

辻川:あのCMはクリエイティブディレクターの箭内道彦さんから「やってみない?」と声を掛けられて、作ったCMでした。箭内さんとはたまたまお会いする機会があって、電話番号なんかを交換しまして。そうして誘われたんです。

#箭内道彦
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望月:実際にCMをやってみて、どう思いましたか?

辻川:CMプロダクションの人はとにかく親切で、環境も整備されていて。こんなに居心地が良い世界があるのかと思いましたね。整備されている分、しっかりと考える事に集中出来るので、凄く良いなと。

望月:CMの場合、代理店から企画コンテを渡されて、それを元に作るという事がほとんどですよね。そのような作り方についてはどのように思いましたか?

辻川:企画が実現可能なものであればこちらとしてはラッキーですし、面白くなるでしょうから、それが一番だとは思うんです。
ただ、たまに破綻してたり、企画そのものに空白がある場合も多かったりするんですよね。そこをどう詰めてあげたら、より良くなるのか。どういう風に撮ったら面白くなるのか。そういう問題を渡されて、回答を考えていくような感じですね。

望月:CMの場合、全てを自分で考える訳ではないですよね。そういった事へのストレスはありませんでしたか?

辻川:問題が難しい時は、どうしたらいいんだろうと不安にはなります。大丈夫かなと。

望月:これまでに手掛けられてきたCMで、これは面白かったなというものはありますか?

辻川:ホットペッパーのCMで木村カエラちゃんが「ホットペッパ……」と歌うコマーシャルは、最初に企画を渡された段階で歌も全部出来ていて。コンテと歌を見た時に、これは凄く良いなと思いましたね。

このCMは「女子会」というテーマだったのですが、最初の企画ではチャーリー・ブラウンとかも出ていたんですよ。でも僕はせっかく女子会なのだから、スヌーピーの中の女性キャラクターだけ出す事にした方が良いんじゃないかと思って意見したりしました。
他にもカエラちゃんがパフォーマンスしやすい状況はどういった状況なんだろうという事を設定したりとか。言ってみれば「整理」ですよね。企画の持っているポテンシャルをよりクリアに明確に、エッジの効いたものにしていく。そういった磨く作業をしていく事で、最初の企画の印象通りの狙った面白さが出せたんじゃないかなと思います。
逆にUNIQLOの「POLONOW」というコマーシャルをやった時は、モノクロのグラフィックの状態しか決まっていなかったんです。グラフィックスチールがあって「このスチールのファッション性をテーマにしてください」という、テーマがすごくざっくりしたもので(笑)。

なおかつ競合プレゼンで、色々なディレクターさんがそのテーマに対して演出コンテを出していくという感じだったんです。でも、僕はその時一日ぐらいしか企画をやる時間が無かったんですよ。だからスチールをアニメっぽくやったりしたら大変そうだなと思って。その時は白い空間に大きなライトボックスを五つ並べて、そこにスタイリングされたグラフィックを貼ったものを出して。
すると、それが通ったんです。実際の演出では音と完全にリンクさせた構成にしたりしたのですが、それは完全に演出にゆだねられている部分でした。この二つは両極ですよね。本当にCMはケースバイケースです。

望月:演出のコンペって面白いですね。提案は紙でするんですか?

辻川:そうですね。ただ今言ったような企画は中々伝わりにくいと思ったので、直接説明には行きました。

【ショートフィルム作品について】
望月:辻川さんは最近ではショートフィルムも作られていますね。段々興味が尺の長い作品に移って来ているのですか?

辻川:興味は常に分散しているんですよ。だから興味が移っているというよりも、単純にやれることの幅
が広がって来ているという感じです。

望月:ショートフィルムを作るきっかけは何だったんですか?

辻川:仕事の依頼が来たので、それに応じて作る事になったんです。

望月:やってみてどうでしたか?

辻川:面白かったですね。役者さんと相談しながらその場を作り上げて行ったり、演技を付けたり、物語を描いていったりという部分が楽しかったです。

望月:辻川さんは脚本にも参加されたのですか?

辻川:脚本は佐藤佐吉さんに書いて頂きました。僕も現場で直しを入れたり、変化を付けたりという事はしましたけど。でも僕は元々佐藤佐吉さんのファンだったので、あくまで佐吉さんの脚本をやりたかったんですよ。

#佐藤佐吉
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望月:最近では「にほんのうた」という作品を手掛けていますね。これはどのような作品ですか?

辻川:「にほんのうた」という童謡を色々なミュージシャンがカバーしているアルバムがあるのですが、それの映像化作品です。色々な映像作家が参加しているのですが、僕はキセルというミュージシャンが歌う「かなりあ」という曲の映像化を担当しました。

【楽曲紹介2】
望月:このあたりで「今の気分」という事で、もう一曲ご紹介頂けますか?

辻川:CORNELIUSの小山田君がプロデュースしているsalyuというミュージシャンのsalyu×salyuというプロジェクトがあるのですが、僕もミュージックビデオを作らせていただいたりしていて。
先日出たアルバムもすごくいい出来になったのですが、そのアルバムの最後に収録されている「続きを」という曲を。アルバムは震災よりも前に完成していたのですが、震災の影響で発売時期が延びてしまったんですね。
そうして改めて震災後にこの曲を聞いた時に不思議と自分の気持ちにリンクして、はっとさせられたんです。ゆらゆら帝国の坂本慎太郎さんが歌詞を書いているのですが、刺さるものがあって。今の気分という事で、この曲を選んでみました。

#1 salyu×salyu「続きを」


【作品の癖】
望月:辻川さんは非常に幅広いお仕事をされていますが、そもそも何故辻川さんに各方面から依頼が集まるのでしょう。ご自身ではどのように分析されていますか?

辻川:正直言って分析はしてないです。
ただもし何か要因があるとしたら、映像にせよグラフィックにせよ完全に独学でやっている分、それ故の癖のようなものが付いていて、そこから出る意外性や企画の色のようなものを求められているのではないかと思います。

望月:意外性とは具体的にどのような事ですか?

辻川:セオリーのような事を学んできていない分、しっかりと学んできた人に比べて、同じ事をやってもずれるんだと思うんです。奇をてらうつもりも無く、きちんとしっかりとやろうとしても、どうしても気付かないうちに独自のやり方になっていたりとか。そういった部分が、良い意味での癖になっているのかなと思います。

望月:辻川さん自身では、作品を作る時に「辻川色」のようなものを出そうとは考えているのですか?

辻川:出来るだけそういった事は避けるようにはしているんですけど、どうしても色は出てしまいます。

望月:作家さんって自分のやりたい事をやろうとする面があると思うんですけど、辻川さんは何故自分の色を出す事を避けるのですか?

辻川:やはり自分の色を出そうとすると濃くなりすぎて、チープになってしまうんです。自分のやりたい事をそのままやっているという。得てしてそういうものほどつまらなかったりするんです(笑)。
「出来る限り依頼に応えよう」と思って作ったつもりでも、少しその線を越えていたりずれていたりする事があって、そういうものは凄くリアルで意外性のある表現になっていたりするんですよね。だから、自分のやりたい事を押し過ぎる事は避けるようにしています。

望月:作品を作りながらも、それをどこかで客観視している自分が居るのでしょうか?

辻川:客観視している場合もあるし、逆側から自分を見ている事もあります。視点がぐるぐる回っているような感じですね。

【割り切れないものへの興味】
望月:作品を作っていると、上手くいかなかったなという時もありますよね。そういう時、辻川さんは落ちこむタイプですか?

辻川:依頼に応えてあげられなかった時とかはやっぱり落ちこみますけど、逆の視点で考えると、その状況自体が何かを生んでいるかもしれないし、予想外の受け止められ方をするかもしれないですよね。「上手くいく」「上手くいかない」という二元論ではそもそもあまり考えて無いんです。
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俯瞰で見たら上手くいってない状況そのものが、実は上手くいっているのかもしれないですし。僕は判断を割り切れないものへの興味があるんですよ。だから質問とかをされると、それに答えながらも、答えがどんどんずれていくし流れていくんです。僕はどんなものも割り切れるものではないと思うんです。それは映像にしても音楽にしても同じで、その割り切れなさを表現して形にして、割り切れなさの魅力のようなものが出せればいいなと思いますね。

望月:作品を作る時には、その作品を世の中に伝わるものにしようという気持ちはありますか?

辻川:勿論あります。

望月:それはある意味ではヒットさせてやろうというような気持ちですか?

辻川:伝わるというのは、1対1の時もあれば1対10の時もあるし、1対マスの時もありますよね。誰か一人の心にはすごく深く刺さるけれど、マスに対してはそんなに刺さらないという事もあるし、逆に一人に深く刺さるという事は無くてもマスには凄く受け入れられるとか。伝わり方にも沢山の形があるし、何か一つの結果だけでは無いと思うんです。それよりもこういう事が出来たという時に、どんな見え方があるんだろうという事で。

望月:映像作家にとって、大切な事って何でしょう?

辻川:人それぞれだし、一般化は全然出来ないと思います。映像作家さんは沢山居ますしね。
ただ、僕の場合は分かったような気になって作る事が一番つまらない事だと思ってます。それは「こうしたらこうなって、こうやってヒットが出た」みたいなセオリーだったり、今の質問みたいに「何が大切か」というような事を決めてかかる事です。根本的に映像そのものが大切ではない可能性だってある訳ですよね。映像に限らず物事全体にとって、価値観は常に揺らぐものだし、不安定で流動的なものだと思うんです。そこを肯定する事に魅力を感じれるかどうかだと思います。

望月:普通、人間は成功体験をもとに改善を積み重ねて行くという事をしますよね。ある意味では分かっていながら、新しい状況を受け入れるというか。そういった事と辻川さんが仰った事は相反する面が出てきてしまいそうな気もします。

辻川:常に相反していますよ。やはり積み重ねていく事も大事です。技術を上げていく事も大切なので、それは全く否定しません。ただ、その事を全く信用している訳ではないということかもしれないです。そこに乗っかって物事を上から見たりコントロールしようとしてしまうと、本当はそうではない全く別の物の見方があったり、積み重ねられない物事に対して鈍感になってしまう。それはそれでつまらないと思うんです。

望月:3月に大震災がありましたが、あれは正にこれまで積み重ねてきた価値観が揺らぐ出来事でしたよね。辻川さんは震災以後、物の見方が変わるというような事はありましたか?

辻川:やはり一つの価値観を土台に積み重ねて行くようなやり方には、どこかで無理が出てきますよね。そういった意味では、より柔軟に物事を捉えていきたいなと思うようになりましたね。

【最新技術と古い技術】
望月:映像の世界にはテクニカルな進歩がありますよね。そういった技術の進化は積極的に受け入れる方ですか?それともアイデアを突き詰めていくタイプですか?

辻川:どちらも大事にしています。
ただ、技術の進化に対して僕が大切にしている視点というのは、新しい技術が出てきた時に古い技術が更新されてしまうけれど、そこで初めて古い技術を使う意味が出てきたりもするという事です。新しい技術が出てきた時というのは、それを使う事に何の疑問も無いし、それを使わざるを得ない状況であるという事もあると思うんです。ただ、あえてそこで古い技術を使うという選択肢が生まれた時、初めて古い技術に価値が生まれるという側面が絶対技術にはあるんですよね。

【海外での仕事について】
望月:最近では海外の仕事もされていますね。国内の仕事と海外の仕事の違いはありますか?

辻川:言葉の違いですかね。

望月:やはり言葉の違いは大きいですか?

辻川:言葉って生理的なものだし身体的なものだし、やはりないがしろに出来ないですね。何をやるにも言葉って大事です。まあ要するに英語がしゃべれないから不便って事です(笑)。

【新しいものからの発見】
望月:これから辻川さんはどのような作品を作っていきたいとお考えですか?

辻川:出来れば映画とかまだやったことの無い事にチャレンジしていきたいですね。やはりやった事を無い事をやる時って、それだけ発見出来る事が多くて。積み上げたものが無い分だけ、色々な拾いものが出来るというか。視点が高いところにあると、その分色々な事は分かるけれど、足元にあるものとかは拾いづらかったりするじゃないですか。だからやったことの無い、新しい事には常に意識を伸ばしていたいですね。

望月:辻川監督の映画に期待してます(笑)。本日のツタワリストはグラフィックデザイナー、映像作家の辻川幸一郎さんでした。有難うございました。

辻川:有難うございました。

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