COLUMN of Communication Design Lab 望月衛介・音楽と広告

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音楽の力 2011-5-10

まずはじめに、
東日本大震災により被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。



4月24日の放送、ゲストの浅川真次さんが次のようにおっしゃっていました。


「震災にあたり、音楽に元気づけられた人はたくさんいる。
僕らに出来るのは音楽やエンタテイメントで元気づけること。」


私は悲しい事があると、音楽を聴きたくなります。
そうすることで、心を癒す事が出来ると思っています。


悲しい時だけでなく、楽しい時、何も考えたくない時、うれしい時など。
いつでも、音楽は私たちの気持ちと共にあります。


なぜ音楽を聴くのでしょう。
どんな音楽を聴きたいか、選曲する際には同時に
どんな気分になりたいか、ということを考えていると思いませんか?


音楽にはやはり力があるのでしょう。


音楽は私たちの心をうまくコントロールしてくれるのだと思います。
私たちは、そう簡単に自分の心をコントロールできません。
悲しい時には、周りの人に相談したりして助けてもらいます。
一人ではすぐに立ち直ることは困難です。


そんなとき、音楽を聴くと我慢していた涙を素直に流せたり、
悩んでいた事を忘れて笑えるようになっていたり。


たとえ一時的な救いであったとしても、
確かに音楽の力によって救われています。


私自身は音楽を聴く側専門ですが、
音楽をつくり、人を元気にすることが出来る、浅川さんのような人は
本当にすばらしい才能を持っているなと思います。


人を元気にするための方法にはたくさんの方法があるはずです。
私にできる、人を元気にする方法を探し、
誰か一人でも元気にしてあげられるように頑張っていきたいと思います。



学生スタッフ田中


上を向いて歩こう 2011-4-9


春の心地よさを感じる今日この頃。

月日の流れは早く、あっという間に4月。
2011年も3分の1が過ぎてしまったことになります。

東日本大震災からも間もなく1ヶ月。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、
一日も早い復興をお祈りいたします。

私も日々何か支援できないか考えているのですが、
学生であり、就職活動期間にもある私には正直何も出来ていません。

せめての気持ちとして募金をしていますが、
どこの地域にどのように使われているのかなんてわからない。
そう考えると、少し虚しくもなります。
自分の力で助けたいけど助けられていないジレンマを慰めるために募金をしているのではないかと感じることもあります。

また、テレビのニュースを通じて地震、津波、福島原発で起きた出来事を映像で見てしまうと、映像のインパクトというものはやはり強く、ただ茫然と目の前のスクリーンを見ていることしかできません。

果たして私たちに何が出来るのか。

学生に何が出来るのか。

たとえ、そのアイデアが実践できなかったとしても
自分の考えや信念として意見を持つことは大切であると思います。

普段、社会に関心がない人いたちも、政治に興味がない人たちも、あの11日の夜から毎日欠かさず、官房長官や東電や原発保安院の記者会見に噛り付くように見るようになった人も少なくないのではないでしょうか。

考えてみれば国民が選んだ政治なのだから、
普段からあれくらいの関心を寄せるのが本来のあるべき姿なのかもしれません。

ネットでのデマや個人情報の流出なども危険である。
うがい薬を飲むことで放射能被害を阻止できるというデマ情報が流れ、一時薬局からは消えてしまったそうです。風評被害も多数起きているのが現状です。

社会のあらゆる事象は、光と影、表と裏が共存していると私は思っています。
表面的な情報だけに単純に流されることのない「バランス感覚力」は今後も必要な力となるのではないでしょうか。


話は変わりまして、音楽×広告で最近好きなCMがあります。
SUNTORYの「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」
http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/d_s/880953901001.html

昔から愛されてきた坂本九さんの歌でもあり、とてもココロに響きます。
影響力の大きいアーティストや芸能人たちの現状での役割は、私たちが出演することがなかなか出来ないテレビなどのメディアを通じて、被災地の方々やそれ以外に普通に生活している人々に、一生懸命さや伝えるべきメッセージを「形」として伝えることだと思います。

特に、歌はココロを癒してくれます。

そして、歌というものはたいてい思い出と共に各々の記憶に焼き付いています。
楽しいことも、嬉しいことも、哀しいことも、苦しいことも、記憶の全て。

私も、今月10日に11年ファンであるMr.ChildrenのLiveを見に行くので、長野県までちょっとした旅行をしてきます。

彼らの音楽にココロを癒してもらいながら、
この今の日本の現状を踏まえ、何か考えてみたいとも思います。




「上を向いて歩こう」




上を向けばどこまでも続く空があります。

ふと、空を見上げれば自分の小さな存在にも気づくと思います。


でも、そんな広大な空を見上げながら、
誰かを思い、何かを感じる人たちが増え、社会が動けば、
人々が皆幸せになれる素敵な日本は必ず戻ってくるはずです。


美辞麗句を並べているわけではありません。
希望であり、夢であり、そういった些細なことを私は大切にしていきたいと思っています。


そんな一人の学生がコラムを綴る2011.4.9の深夜。
紅茶でも飲んで、明日は空を見上げながら散歩でもしに行こうかと思います。

学生スタッフ菅谷




お悔やみ 2011-3-13


本日より、学生スタッフがこちらのコラムを執筆させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。


一昨日発生しました東北地方太平洋沖地震において被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に深くお悔やみ申し上げます。

被災地の一刻も早い回復を心より願うと同時に、私たち学生にできること、ひとりよがりではない本当に役立てることを考え、行動していきたいと思います。

本番組HPの更新が、誰かの喜びや楽しさへつながれば幸いです。

学生スタッフ河村

シームレスな発想。


人はとにかく常識にこだわりたがる。
ところがこの常識というものがやっかいだ。

100%正しいと思っていた常識は常識でなくなるときも
平気でやってくるからだ。

そして
自分の思考も知らず知らずのうちにその常識(経験)とともに
硬化していく。


これだけネット発達して、グローバルなことがいとも簡単にできる時代になって
ますますこの常識は疑った方がいい。

とにかく飛び込んでいったしまったほうがいい。
変な憶測をしている時間がもったいない。

クリエーティブはどんな場所でも
結びつき、そして昇華していくのだから。

衛介

マイルストーンの置き方。


本田さんのインタビューで印象的だったのは
何かをはじめるときにまず、具体的な目標を設定してしまうということろだ。

たとえば、エコノザウルスの絵画展。まだ絵も描けていないのに銀座の画廊を押さえようとしてしまう。

もちろん、無茶なやり方のようにみえるけれども
物事って最初に目標(マイルストーン)を置いてしまって、そこから逆算して考えるというのが
一番成功すると思う。

目標を具体的に決めてしまえば、あとは今日、この瞬間にやるべきことが見える。
そこにたどり着くだけの装備と情熱さえもっていれば必ずたどり着くんだ。

考えるのは最初だけでいい。
あとはやるだけ。

なんでも実行しないとねっ。

衛介